日本乳癌学会認定乳腺専門医日本外科学会認定外科専門医
日本における乳がんの患者数は年々増え続けており、女性の臓器別がんでは第1位です。
また患者数の増加に伴い、乳がんで亡くなる人も増加傾向にあります。
特に女性の壮年層(30~64歳)のがんの死亡原因のトップとなっています。
残念ながら乳がんの予防法はありません。
しかし早期発見であれば約90%の人が治癒します。また手術をはじめ、 治療法も軽くなります。
さらに乳がんは自分でみつけることができます。
意識して自分の乳房に異常がないか、セルフチェックをしましょう。
もし何か異常を感じたら、すぐに乳腺専門医を受診してください。
症状がない場合でも、定期的に乳がん検診を受けましょう。
乳腺炎の多くは授乳期に見られます。
痛みとしこりだけの無菌性乳汁うっ滞と、細菌感染を伴い発赤や発熱を伴う化膿性乳腺炎があります。 前者は特に薬や外科的処置の必要はなく、乳汁のたまりをなくすように搾乳やマッサージを行います。 後者は症状が軽い場合は抗生物質や消炎鎮痛剤で治療しますが、膿瘍を形成して いる場合は外科的処置が必要になります。
授乳と関係なく、慢性的に乳腺炎を繰り返す場合があります。
多くは乳輪下膿瘍といって、乳輪直下の乳管に感染の巣ができるため難治性です。
炎症が起こったときには薬物、外科処置が必要ですが根本的治療には 切除手術が必要です。
また乳癌に乳房の炎症を伴う炎症性乳癌という病態があります。
いずれにせよ乳腺に異常を感じたときは、乳腺専門医を受診することが大事です。
乳腺症とはホルモンのアンバランスにより乳房に痛みを感じたり、乳腺の表面に凹凸ができてしこりのように触れる状態を指し、病気ではありません。
乳腺症が乳がんになることはありませんから、乳腺症だからといって特に心配する必要はありません。
ただ何もない人に比べると乳がんのリスクは上がりますので、普段から自己検診を実行し、定期的に乳がん検診を受診してください。